間借り
ホームステイ

シェアハウス

留学支援センター

住宅の1部屋(個室)を借りるホームステイ・シェアハウスを「間借り」と呼んでいます。

間借りの概要

  • 間借り方法(2パターン)
    シンガポールの一般家庭にホームステイ(家賃安め)
    外国人同士のシェアハウス(家賃高め)
  • 最低滞在期間
    法律で最低滞在期間が定められています。公団団地(HDB):6ヶ月 民間住宅:3ヶ月
  • 家賃相場
    間借りの家賃相場はピンキリですが$800-$1600/1ヶ月(約89,895円-約179,789円)が一般的です。留学生は$800-$1300(約89,895円-約146,079円)で借りている方が多いです。
  • 間借り先は到着後に探す
    間借り先は到着後に弊社のサポートのもとで探します。探し方のコツや注意点のアドバイス、間借り先情報の提供、間借り先探し中のご相談等を提供します。

シンガポール賃貸事情

シンガポールには他国の間借り(ホームステイ・シェアハウス)にはない法律や事情があります。

日本の感覚では高い家賃

シンガポールは東京23区とほぼ同じ広さの都市国家、シンガポールに住む=東京23区内に住むイメージです。東京の場合、通学時間が長くなっても東京23区外の家賃の安い地域を選ぶこともできますが、シンガポールは国自体が23区と同じ広さのため23区以外に住むこともできません。そのため家賃はどうしても高くなります。

また外国人同士のシェアハウスはシンガポール人家庭のホームステイに比べて家賃は高い傾向です。理由はシェアハウスはもともとの家賃が高い民間住宅がほとんどであり、商売として家賃収入を得ているからです。一方、シンガポール人家庭のほとんどは家賃が安いHDB(公団住宅)であり、空いている部屋を+αの収入として貸すことが多いです。そのため家賃も低めです。

但し世界の主要都市、ニューヨーク、ロンドン、香港などはシンガポールと変わらない家賃です。シドニーやバンクーバーはシンガポールに比べるとやや安いようですが、それでも日本の感覚では高い印象です。

最低契約(滞在)期間・6ヶ月未満の方は注意

間借りの最低滞在(契約)期間は法律で定められています。

  • 最低6ヵ月 HDB(公団団地) 全体の約7割
  • 最低3ヵ月 民間住宅(コンドミニアム/アパートメント/一軒家等) 全体の約3割

家賃が安く部屋数も多いHDB(公団団地)は6ヶ月以上の契約が必要なため、6ヶ月未満の間借りは「家賃が高く部屋数が少ない民間住宅」に限定されます。民間住宅は最低3ヵ月ですが貸主は長く借りてくれる人を望むため3ヵ月契約で借りられる物件はかなり限定されます。

そのため6ヶ月未満の間借りを希望する方は$1300-$1800程度/1ヶ月の予算をご用意ください。

また契約期間中の途中解約は認められず、解約した場合、最低でも1ヵ月分、厳しい場合(特にシェアハウス)は契約期間満了までの家賃全額支払いを求められます。

家賃相場

以下は一般的な家賃相場の目安です。実際の家賃は立地・公共交通機関や周囲の利便性・築年数・エアコン有無・専用バストイレ有無等で違います。時間は公共交通機関を利用した都心までのドアトゥードアの移動時間の目安です。

都心に近いエリア
20分-40分
郊外エリア
40分-70分
HDB(公団団地)$1000~$1300
(約112,368円-約146,079円)
$900~$1100
(約101,131円-約123,605円)
民間住宅(コンドミニアム等)$1500~$1800
(約168,552円-約202,263円)
$1200~$1500
(約134,842円-約168,552円)
2024年6月現在

上記より安い家賃の部屋もありますが、エアコン無し・部屋がとても狭い・駅から徒歩15-20分(バス利用)・部屋のコンディションが悪い等の安い理由・選ばれにくい理由があることが多いです。専用バストイレ付きの部屋は上記より高い家賃です。

物件タイプの違い

物件タイプで家賃の差が大きいのがシンガポールの特長です。

HDB(公団団地)

HDBは政府が建てた公団団地、シンガポール人の9割近くがHDBに住んでいます。MRT(地下鉄)沿線など交通の便が良い立地に多いです。シンガポール人家庭の1部屋を借りて生活するため、実践的な英語上達はもちろん、シンガポール人の生活・文化を実体験、深く知るには最適な環境です。

コンドミニアム・アパートメント

コンドミニアムはプールやテニスコート等の設備が充実している民間の高級マンション、住人は外国人(駐在員・企業家)や裕福なシンガポール人です。日本のマンションにはない設備が整っていますが、安い物件は交通の便が悪い、郊外の立地(通学に1時間以上)、周囲に店が少ないなどHDBに比べると不便さが目立ちます。

プールなどの設備が無い日本のマンションに近い雰囲気の住宅がアパートメントです。コンドミニアムとHDBの中間程度の家賃ですが築数十年の古い物件が多く年々数は減少しています。

戸建て住宅

一戸建て住宅は土地が狭いシンガポールではかなり少なく住宅全体の数パーセント程度です。コンドミニアムに比べて家賃はやや安く部屋も広めの傾向があります。但し交通の便が悪い(車持ちが前提)、立地が郊外(通学に1時間程度かかる)、周囲に店が少ないなどHDBに比べると不便さも目立ちます。都心ではほとんど見かけません。外国人は購入できないため住んでいるのは裕福なシンガポール人です。

部屋タイプの違い

部屋には「コモンベッドルーム」「マスターベッドルーム」の2タイプあります。

コモンベッドルーム
  • シャワー・トイレ:家全体で共用
  • 広さ:6~8畳程度
マスターベッドルーム
  • シャワー・トイレ:部屋に自分専用のシャワー・トイレ
  • 広さ:コモンベッドルームに比べ広め(8~10畳程度)
  • 専用シャワー・トイレがあるため家賃は高め

【重要】マスターベッドルームは元々の数が少なく(1つの家に1部屋)、賃貸に出ることも少ないため(大抵はその家のオーナーが利用)探すのは相当困難です。ご希望の方は家賃は最低$1300程度以上、他の条件を考慮することは難しい可能性が高いことをご理解ください。

決まり事など

食事の提供は無し

シンガポールは外食が一般的のため食事は提供されません。そのため周囲にホーカーセンターやフードコートがある家がお勧めです。

キッチン・洗濯機

外食中心のためキッチンを使う機会は少ないと思います。キッチンの使用ルールはその家によって様々です。お湯を沸かす・電子レンジを使う・生野菜のサラダを作る程度ならOKという家が多いです。洗濯機の使用は週1-2回と決められていることが多いです。

水道光熱費

シンガポール人家庭に滞在する場合、水道光熱費は家賃に含まれていることがほとんどです。シェアハウスは別払い(住人で毎月割り勘)も多く1ヵ月$50-$100程度です。

インターネット

ほとんどの間借り先で光回線のWiFiが備わっています。シンガポール人家庭に滞在する場合、料金は家賃に含まれていることがほとんどです。

弊社サポートのポイント

例え英語ができても、土地勘・相場感・現地の賃貸事情を全く知らない状況でシンガポール到着後に短期間で間借り先を見つけるのは苦労が多いと思います。なかなか見つからず毎日の宿泊費がかさんでしまうこともあります。

日本国内の知らない土地で住む家を探す時も同じで、そんな時に「地元事情に詳しい人」が手伝ってくれたら助かります。海外ならなおさらで、その「地元事情に詳しい人」の役を担うのが弊社だと思ってください。

間借り先 決定までの流れ

弊社サポートの概要

お申込み後にアクセスできる【留学ワーホリ資料サイト】で以下の情報をご提供します。

  • 住宅・部屋の種類、同居人のパターン/シンガポールの地理・立地/間借り先の情報収集・確認項目/部屋探しの専門用語/物件情報サイトの使い方/英文メッセージ・質問の例文集/契約・間借り生活の注意点・トラブル

間借り先探し中は以下のサービスをご提供します。

  • 間借り先決定まで宿泊する【仮滞在先】の手配
  • ご希望条件に沿った間借り先情報の提供(決まるまで毎日)
  • 候補の間借り先の評価(利点欠点/家賃相場感/交通の便/周囲の利便性等)
シンガポール到着前
  • シンガポール間借り事情の資料提供(資料サイト内)
  • 間借り先希望アンケート(希望家賃や諸条件を確認)
  • アンケートに沿った部屋の実例をご紹介
  • 実例を参考に希望条件を固める
  • 到着前日に希望に沿った最新の部屋候補を20-40件程度リストアップ。希望に沿った部屋に絞られているため効率よく探せます。
  • 間借り先探し中に滞在する仮滞在先を予約(6泊 / 費用別)します。
資料サイト内の情報

資料サイトで以下の情報を提供します。出発前に目を通して頂くことで知識を得たうえで部屋を探せます。

  • 住宅・部屋の種類
  • 同居人のパターン
  • 家賃を安くするポイント
  • シンガポールの地理・立地
  • 間借り先情報を得られるサイト紹介
  • 見学時のチェックリスト・注意点
  • 賃貸詐欺に注意
  • 部屋探しの専門用語
  • 英文メッセージ/質問例文集
  • 契約・間借り生活の注意点・トラブル
シンガポール到着タイミング
  • 学校入学・ワーホリ開始(ビザ交付)前週の日曜日(1週間前)までにシンガポール到着。
    最初の1週間で間借り先を探し入居します。
  • 到着後、間借り先が決まるまでは【仮滞在先】に6泊滞在します。
  • ほぼ100%の方が6泊の間に間借り先を決定、引越しできています。
間借り先探し(1週間)
  • 情報の探し方・確認事項・注意点・相場・連絡方法・契約・注意点など間借り先探しのガイダンスを行います。
  • 到着前日にリストアップした最新情報から興味のある間借り先に連絡、足りない情報の確認や見学のアポを取ります。
  • アポ取り→見学を繰り返します。
  • 先方とのやりとりや諸条件、立地など、間借り先探し中の様々な相談にお答えします。
  • 新たにマーケットに出た部屋を毎日リストアップしてお知らせします。
間借り先決定
  • 契約書を交わす→支払い(保証金1ヶ月分+最初の家賃1ヶ月分が基本)→引越し
  • 契約書の内容を契約前に確認します。

間借りの体験談

2021年にワーホリで滞在した女子大生ニーナさんが間借り先探しの体験談を詳しく書いてくれました。

間借り先探しの体験談

間借り先探しを経験した留学生の体験談です。

ワーホリブログに皆さんが書いた間借り先探しや間借り先の記事をまとめました。皆さんの生の声を参考にしてください。

よくある質問もご覧ください!

「間借り」のよくある質問

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