ワーホリ
早わかりサマリー
シンガポールのワーホリの基準や条件はオーストラリアやカナダなど他国のワーホリとは違う部分が多くあります。
シンガポールのワーホリビザ 3つの申請条件
以下の3条件を全て満たしていることがワーホリビザの申請条件です。
- 18才以上~25才以下(申請時点で26才になっていない)
- 日本・香港・オーストラリア・ニュージーランド・アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・オランダ・スイスの大学の全日制学部に在学または卒業。*日本の場合、文部科学省認可の大学
- 在学中の場合、入学後3ヶ月以上経過していること。*休学中も可
シンガポールのワーホリ 10のポイント
- 日本を含む指定国の四大に在学中or卒業した18~25才が対象
- 常時2000人に発行される(年間2000人ではない *後述)
- ワーホリビザの期間は6ヶ月間、延長不可
- シンガポールの企業で働ける (働かなくてもよい)
- 語学学校に通学できる (通わなくてもよい)
- 学生ビザに比べ自由度が高い (働ける&通学できる=学生ビザは働けない)
- 学生ビザに比べ手続きが簡単、弊社サポート料や学校費用(学校による)も割安
- そのため6ヶ月以内の留学の方は学生ビザよりワーホリビザがお得・簡単
- 6ヶ月以上、滞在希望の方は最初は学生ビザ、残り6ヶ月になったらワーホリビザに切り替え (英語が不安な方)
- 弊社へのお申し込み締め切りは出発3ヶ月前
常時2000人に発行(年間2000人ではない)
「常時2000人まで」は「年間2000人に発行される」という意味ではありません。他国のワーホリビザと違う部分です。ワーホリビザが発行されるのは「常時最大2000人まで」という意味です。
わかりにくい仕組みですが、ある時点でワーホリビザの人数が2000人を超えれば新たなワーホリビザの許可は一旦ストップ、その後、ワーホリを終えた人が帰国、2000人を下回れば再び2000人に達するまで許可されるという仕組みです。そのためタイミングによっては一度の申請で許可されないことが稀に起きています。
弊社でお手伝いさせて頂いた方にも一部の方が1回の申請で許可されませんでしたが、タイミングを見計らって再度申請することで全員許可されています。
世界大学ランキング200位以内のみ対象?
ネット上でシンガポールのワーホリは「世界大学ランキング200位以内の大学が対象」という情報を見かけた方もいらっしゃると思います。シンガポールのワーホリ制度の基準は何度か変更されています。
特に大きな変更があったのは2012年、主要な3つの世界大学ランキングで200位以内の大学のみが対象になりました。しかし2015年に大学ランキング200位以内の基準は撤廃、日本の文部科学省に認可されている全ての全日制四大は再びワーホリビザの対象になりました。ネット上で得られる情報は古いことが多々あります。いつの情報なのかを確認することが大切です。
ワーホリビザ対象外の方
以下に該当する方は残念ですがシンガポールのワーホリビザの条件を満たしていないためワーホリビザは申請できません。学生ビザで留学は可能です。語学学校はアルバイト不可ですが専門学校のインターンシップ付きコース(観光系など)もあります。
- カナダ/中国/台湾/マレーシア/フィリピンなど指定国以外の国の大学に在学中/卒業の方(指定国の大学のみ)
- 申請時に26歳以上の方
- 短大に在学/卒業の方(四大限定)
- 通信制や夜間の大学に在学中/卒業の方(全日制限定)
- 大学の聴講生など学部生以外の方(学部生限定)
- 大学を中退した方(在学または卒業生限定)
ワーキングホリデーの呼び方について
ワーキングホリデーとは2国間の相互協定に基づき両国の青年が相手国で一定期間の就労を認められる双方向の制度です。
しかしシンガポールのワーホリ制度はシンガポール政府が一方的に対象国を指定したもので2国間の相互協定ではありません。そのためシンガポールのワーキングホリデーは厳密に言えばワーキングホリデーの定義から外れています。
しかし外国の青年がシンガポールで一定期間の就労を認められる制度であるため、学歴の制限はありますが一般のワーキングホリデーと大きな違いはありません。そのため弊社では「ワーキングホリデー」「ワーホリ」の名称を採用しています。
シンガポールのワーホリビザ申請条件の変遷
2007年に導入されたシンガポールのワーホリ制度は過去に何度か申請条件が変更されています。今後もシンガポール政府の方針次第で変更される可能性はあります。シンガポールに限らずビザ制度は頻繁に変更されるので注意が必要です。
2007年12月 |
ワーホリ制度開始 該当国の大学在学・卒 17才以上~30才以下 弊社は申請開始初日に学生ビザで滞在中の大学生のワーホリビザ申請をお手伝いしました。おそらく申請第一号だと思います。 |
2011年11月 |
30才の定義が30才以下から30才未満に変更 *”between 18 to 30 years of age” の解釈の変更。 |
2012年12月 |
世界大学ランキング200位以内の該当国の大学在学・卒に変更。年齢も18才以上~25才未満に変更。 |
2013年5月 |
過去5年間に世界大学ランキング200位以内に入った指定国の大学在学・卒に変更。 |
2014年1月 |
上記「過去5年間」の記述削除。 |
2015年1月 |
世界大学ランキング200位以内の記述削除、再び指定国の全大学が対象に。 |
2016年11月 |
25才の定義が25才未満から25才以下(ビザ申請時点)に変更 *25才時点での取得を実際に弊社で確認できたのがこの時期。どの時点で変更されたかは不明。 |
2020年3月 |
コロナ禍の入国規制によりワーホリビザでの入国停止 |
2021年12月 |
ワーホリビザの許可再開(日本からのワーホリビザでの入国は引き続き不可) *一般旅行者としての入国が認められていた国からのみ入国可能 |
2022年4月~|現在 |
日本からワーホリビザでの入国可能に(一般旅行者の入国再開) |
関連ページ
ワーホリ 早わかりサマリー
他国とは違うシンガポールのワーホリのポイントをご案内。最初に目を通してください。
ワーホリ手続きの流れ
お問い合わせ〜お申込み〜ワーホリ準備〜出発までの流れをご案内。
ワーホリプログラム サポート内容・料金
ワーホリプログラムの内容・料金をご案内。
ワーホリ生活のご提案
シンガポールワーホリ生活を3つのパターンでご提案。
インターン採用情報
弊社のインターン採用情報。ワーホリビザの方に参加して頂けます。
語学学校通学の勧め
ワーホリの方も語学学校通学をお勧めします。
長期留学ワーホリの違い
学生ビザを取得する長期留学、ワーホリビザを取得するワーホリの違いをご案内します。
シンガポール 長期留学プログラム
学生ビザを取得する長期留学プログラムのご案内です。