シンガポールはほかのワーホリ受け入れ国よりも仕事を見つけることが難しいと聞きました。
どのような仕事に就きたいかによりますが全く見つけられないことはないと思います。
最も仕事を見つけやすいのは日本食レストランや日系の小売店です。シンガポールは日本食レストランが大ブーム、特にコロナ後は大幅な人手不足の状態です。
実際、複数の日本人のレストラン経営者の方からワーキングホリデーの方を採用したいというお話も伺っています。多くの日本食レストランは日本人以外をターゲットにしています。そのため接客を通して実践の英語力を鍛えることもできます。日系のお店だから日本人ばかりになってしまう…ということはありません。
また社会人経験者の方は日系企業を中心に簡単な書類整理・データ入力などの事務全般の仕事も見込まれますが、どちらかといえば長期的な雇用を望む求人が多いです。
シンガポールでは駐在員の奥さんが簡単な手続きで働くことができます。最近はシンガポール赴任直前まで日本の職場で活躍していた即戦力の奥さんも多いです。事務系の仕事はこうした駐在員の奥さんにも人気があるため例えば仕事の能力が同じなら長期間働ける可能性が高い駐在員の奥さんが有利になると思います。但し稀に短期間限定の事務系の求人もあるため、そういった仕事に上手く巡り合うことができれば可能性はあります。
どの企業の方に伺ってもワーホリビザは6ヶ月間という期間の短さが採用の最大のネックになっています。わずか6ヶ月のためにトレーニングをしていられない…というのが企業の本音です。
それでも英語に問題がなくローカルスタッフの下でトレーニングできる人材ならまだ可能性はありますが、日本語で指示をださなければならないのでは給与水準が高く忙しい日本人スタッフが直接トレーニングをしなければなりませんのでビジネスとして割があいません。
なお他国のワーキングホリデーで見られる「ツアーガイド」の仕事はシンガポールではガイドには政府観光局のライセンス(要試験)が必要になるためワーキングホリデーではできません。