語学学校の選び方
比較ポイント
語学学校の選び方・比較のポイントをご案内します。
ご紹介している語学学校は比較しやすいように同じフォーマットを使って各項目別にご紹介しています。何を最も重視するかを明確にすることが学校を決めるポイントです。
各学校共に留学生の人数はコロナ前の水準には戻っていません。そのためクラスの人数、レベル数(開講クラス数)、年齢層、国籍、日本人比率などの留学生に関する情報はとても流動的です。予めご了承ください。
地域
学校所在地です。都心の便利な立地の学校、やや郊外にある学校に分かれます。
学生寮からの通学
ご紹介している学生寮から公共交通機関を利用した通学時間の目安です。
30分弱から1時間弱です。狭いシンガポールですが、東京23区とほぼ同じ面積、公共交通機関を使って通学すると、待ち時間や歩く時間などもあり、このくらいはかかってしまうのは一般的です。
入学日
学校へ入学可能な日です。各学校で入学日は違い2パターンあります。
- 毎週月曜日入学可
- ターム開始日のみ入学可
1タームの期間
タームとは1レベルの期間です。
1タームの長さは学校により違いますが、2〜3ヶ月が一般的です。ターム末に実施する期末テストに合格すれば上のレベルに進級します。
お申し込み期間
長期留学の方が一度にお申込み出来る期間(ターム数)は学校により違い、1ターム単位の学校、複数タームでお申込みできる学校があります。但し複数タームのお申込みは返金が効かなくなるので、最初は1タームのみのお申込みをお勧めしています。
学生ビザの期間はお申し込み期間になります。お申込み期間終了前に、延長手続きをすることで、引き続き通学できます。
ターム日程
各タームの開始日・終了日の日程・スケジュールです。
多くの学校はターム終了毎に数日から1週間程度(長さは学校により違う)の休みがあります。この休み中に近隣諸国(タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、カンボジアなど)へ旅行に出かける留学生も多いです。
授業時間・時間帯
1日の授業時間数及びその時間帯です。
大きく半日授業の学校、1日授業の学校に分かれます。授業時間の長い学校は授業料が比例して高くなります。時間帯が2パターンある学校はレベルにより時間帯が異なるため時間帯の指定はできません。
レベル数
クラスを幾つのレベルに分けているかを示します。
レベル数が多い学校ほど、クラス内での語学力の差が少なくなるため、授業がより効率的になります。
なお同一レベルに該当する生徒数が極端に少ない時はそのレベルは開講されず、上または下のクラスに入ります。
クラス分け方法
どのレベルのクラスで学ぶかを判断するクラス分けテストを受けて入学するクラスを決定します。ペーパーテストをお申し込み後に受けて頂きます。
1クラスの人数
1クラスの平均的な人数です。
実際の人数は同レベルの生徒が同時期に何人いるかで違い、同じ学校でもクラスによって2倍程度の開きがあることは珍しくありません。
また短期留学が増える6月~8月頃は生徒数が多くなる傾向があります。
日本人比率
1クラスの日本人比率です。
こちらも実際は同じ学校でもクラスにより比率に差があり、特に8月は同レベルの日本人が集まってしまい、日本人比率が高くなることもあります。
また1クラスの人数が多い学校ほど日本人比率も低くなる傾向があるため、クラスの人数・日本人比率、どちらを優先させるかは学校選びのポイントです。
生徒の年齢層
日本以外の国からの留学生、特に東南アジアからの留学生は10代半ばから20歳前後が多いです。これは教育レベルの高いシンガポールで英語を学び、その後、シンガポールの高校や大学・専門学校へ進学、あるいは欧米の大学へ進学を目指す留学生が多いからです。
またレベルが上のクラスほど生徒の平均年齢は高くなり、下のクラスほど平均年齢は低くなる傾向があります。
日本人は大学生世代が最も多く、次に20代半ばから30代前半が多く全体では平均年齢が高めです。韓国や中国からの留学生も似た傾向です。
生徒の国籍
学校により留学生の国籍の傾向はありますが、全体的に留学生が多いのは中国やベトナム、それに続くのがタイ、インドネシア、ミャンマー、韓国、日本、モンゴル、南アジアの国々です。稀に中央アジアの国々、ロシア、ヨーロッパ、南米の留学生もいます。
先生の国籍
先生の主な国籍です。
シンガポールの語学学校で教師をするにはシンガポール政府教育省の許可が必要です。英語教師というと国籍はイギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドに限ると思われている方も多いのですが、国籍がこれらの国以外でも幼少の頃からこれらの国で生活していた先生やこれらの国の大学に留学して英語教育を学んだ先生もいます。
教師の良し悪しは国籍ではなく教育に対する情熱や授業の進め方や工夫にあるため、それほど気にする必要はないと思います。
ただし授業料が高い学校ほど教師の給料も高くなり外国人教師が多い傾向があります。これは外国人教師を雇うには就労ビザのために高額な給料を払う必要があるからです。
使用テキスト
授業で使用するテキストブック(教科書)です。多くの学校が世界的に有名な大手教育出版社のテキストブックを使用しています。これはシンガポールに限らず世界各地の語学学校も同様です。
インターネット
学校内でのインターネット(Wi-Fi)使用について記載しています。各学校共に生徒は無料で使用できます。
設備
学校内の設備の紹介です。
その他
その他、各学校の特記事項があればここに記載しています。
比較ポイント
半日授業 vs 1日授業
学校選びの最初のポイントは半日授業または1日授業、どちらが良いかです。
これで2校に絞ることができます。
半日授業:エドバンテージインスティテュート・TMCアカデミー
1日授業:LSBFシンガポール・TMCアカデミー
1日・半日を選ぶポイントは予算(半日は安い)・
2校に絞れたら、それぞれの学校のご紹介ページで両校を比較、どちらが良いかを決めます。
迷った場合はどの点で迷っているかを教えて頂ければアドバイス致します。
ちなみに半日授業はエドバンテージインスティテュート、1日授業はLSBFシンガポールを選ぶ方が多いです。
TMCアカデミーが選ばれにくい理由は費用が他の2校に比べて高い点、入学日が1ヶ月半に1回のため、
他の2校に比べて入学のタイミングが少ない点です。
半日授業・1日授業どちらが良いか?
どちらが良いかは予算や好みの問題になりますが以下のイメージです。
半日授業がおすすめなのは・・・
・少しでも予算を少なくしたい方/予算に余裕のない方
・自由に使える時間を長く持ちたい方
・TOEIC対策/会話練習など具体的な英語学習の目標がある方
*残りの時間を目標に沿った学習を時間に充てることができる
1日授業がおすすめなのは・・・
・予算に余裕のある方
・自由な時間があると無駄に時間を浪費してしまう不安がある方
関連ページ
語学学校の授業とは?
日本の英会話教室と海外の語学学校の違いをご案内。
語学学校の選び方・比較
学校データの項目別の比較ポイントや自分にあった学校選びをご案内。
語学学校一覧
ご紹介している語学学校を学校毎にご案内。
エドバンテージ インスティテュート
小さなアットホームな学校。毎週月曜日入学、半日授業、リーズナブルな授業料。
LSBFシンガポール
イギリス系専門学校の英語コース。1日5時間授業、毎月1回の入学日。
TMCアカデミー
老舗の専門学校の英語コース。授業は半日/1日から選択、3ヶ月毎の入学日。
在住者向け入学サポート
シンガポール在住の方(DP/EP/Sパス/LTVP)は入学手続きのみを無料でお手伝い。