語学学校の授業

留学支援センター

語学学校の授業内容をご案内します。

皆さんは語学学校はどのような学校だとイメージしていますか?

日本の英会話教室をイメージしてしまうと「思っていたのとは違った…」ということもあるかもしれません。そのようなことを少しでも減らすために語学学校とはどのような学校なのかを説明します。ここで述べることはシンガポールの語学学校に限らず世界各国の語学学校(グループレッスン)でも基本的には同じです。 

英会話が充実している学校に通いたい

皆さんから頂くご希望で多いのは「英会話が充実している学校」「日常英会話を学びたい」です。日本で英語を学ぶというと「英会話教室」が一般的なイメージだと思います。

しかし「語学学校」=「英会話教室」ではありません。

語学学校とは、日本の中学・高校の英語授業 + 英会話教室の授業、これを足したような授業というのが一番イメージに近いかもしれません。

あるいは、自動車学校に例えるとわかりやすいかもしれません。自動車学校では、学科教習(交通規則・安全知識など)も技能教習(運転技術)も学びます。街の中で、車を運転するには、技術だけではダメで、交通ルールも知らなければ道路は大混乱です。

英語も同じ、理論と実践、この2つをしっかりと身に付けることが、英語上達の鍵になります。どちらが欠けても、アンバランスになってしまい、すぐに上達の壁に当たり、伸び悩んでしまいます。

一般的な語学学校の授業は教科書をベースに「文法」「語彙」「読む」「書く」「聞く」「話す」を総合的に学びます。自動車学校の学科に当たるのが「文法」や「語彙」、実技に当たるのが「読む」「書く」「聞く」「話す」です。

授業で使う教科書

世界中の語学学校で広く使われている市販の教科書を使用します。そのため授業内容は基本的に同じです。

いずれもイギリスの歴史ある大手出版社のベストセラー教材でイギリスはもちろん、オーストラリアやニュージーランド等、世界各地の語学学校で広く使用されています。

各教科書のリンクを開くと例題等が紹介されているので参考にしてください。

本当に出来ないのは英会話だけ? 読むこと・書くことは?

でも、読むことや書くことは何とかなっても、英会話は苦手だから、やはり英会話中心の学校がいい・・・
との声もよく頂きます。

確かに英会話が苦手な日本人は多いですが、実際、苦手なのは「話すこと」だけでしょうか?
書くことはどうでしょうか? 読むことはどうでしょうか? 聞くことはどうでしょうか?

話すことは、相手が目の前にいる為、即答しなければなりません。

その為、自分が出来ないという事実に気付きやすいのが「話す」、そして「聞く」です。

一方、「読む」「書く」は、相手が目の前にいないので、時間に余裕があります。英語のホームページを読む時、辞書を使って知らない単語を調べながら、時間をかけて読めば、ある程度は理解出来てしまいます。書くのも同様です。時間をかけて、辞書を使ったり、オンライン翻訳を使って、なんとか伝えたい文章を作ることは出来ると思います。

しかし、それで本当に「なんとかなる」と言えるでしょうか?

実際、仕事で英語を使う時、仕事内容にもよりますが、日々の業務では、「聞く」「話す」より、Eメールを「読む」「書く」ことが中心の仕事はかなり多いと思います。その時、1通のメールを理解して返信するのに、何時間もかけていては、仕事になりません。

「聞く」「話す」同様に、辞書をほとんど使わずに、ざっと読んで理解、伝えたいことも、ざっと書いて送信する・・・
これが出来て初めて「なんとかなる」と言えると思います。

もし旅行で最低限なんとかなる程度のサバイバル英語さえ身に付ければ十分・・・という方なら、中学レベルの文法知識(自分で総復習)+英会話練習のみでも良いと思いますが(あえて語学学校に行く必要もないでしょう)、

それ以上に上達したいという方であれば、「文法」「単語・熟語」「読む」「聞く」「書く」「話す」を総合的に身に付ける語学学校の授業システムは理に適ったものである・・・と思います。

語学学校だけでは実践力は上達しません!
英語のペーパードライバーから卒業しよう!

語学学校で何時間、何ヶ月も勉強しても、思うようにはなかなか上達しないと思います。

日本に住んでいて英語を実践で使えるようにならない最大の理由は、「実践」の機会がないからです。

これも自動車学校を例にするとわかりやすいでしょう。自動車免許をとっても、実際に運転しなければ、いつのまにかペーパードライバーになってしまいます。また自動車学校内のコースでどれだけ練習しても、路上とは環境が大きく違います。

語学学校は自動車学校です。語学学校で必要な知識を身に付け、語学学校の外で実践する、この繰り返しがあってこそ、英語の実践力は身に付きます。

母国語である日本語の漢字でさえ、使わなければ忘れてしまいます。

計算も算数レベルなら普段の生活で使っているので忘れませんが、数学レベルになると実践の機会が無いので、忘れてしまっている人も多いと思います。英語も全く同じです。

なかなか実践の英語が上達しない・・・と悩んでいる留学生に話を聞くと、語学学校以外の場での実践が足りないケースが圧倒的に多いです。

留学の最大のメリットは、実践の場がたくさんあることなのに、それをいかしきれていない、留学しておきながら、とてももったいないと思います。

クラスメイトと授業後に遊びに行くだけでも勉強になります。

英語で趣味の習い事をしたり、サークルに入るのも良い方法です。

街に出れば英語の世界です。ぜひ実践の場で使うことを目標にしてください。これが英語の実践力を伸ばす唯一の方法だと思います。英語のペーパードライバーから卒業しましょう。

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エドバンテージ インスティテュート

小さなアットホームな学校。毎週月曜日入学、半日授業、リーズナブルな授業料。

LSBFシンガポール

イギリス系専門学校の英語コース。1日5時間授業、毎月1回の入学日。

TMCアカデミー

老舗の専門学校の英語コース。授業は半日/1日から選択、3ヶ月毎の入学日。

在住者向け入学サポート

シンガポール在住の方(DP/EP/Sパス/LTVP)は入学手続きのみを無料でお手伝い。

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