シンガポールはワクチン完全接種者対象の隔離免除規定の1つに「デジタル化されたワクチン接種証明書(二次元コード)」を定めています。

現時点(2021/11/16)では日本⇄シンガポールの隔離無し渡航は始まっていません。理由は以下の2点です。

  • 日本のワクチン接種証明書がデジタル化されていない
  • シンガポールから日本への渡航に隔離が必要

この2点さえクリアすればシンガポール側は日本からの渡航者への隔離免除を認める方向です。既にこれらをクリアしている韓国⇄シンガポールは11月15日から双方からの隔離無し渡航が始まりました。他にもイギリス・フランス・ドイツ・アメリカ・オーストラリア等の国からのシンガポール入国も同様に隔離免除になっています。

日本は12月中旬を目途にワクチン接種証明書のデジタル化を開始する予定です。

電子接種証明、12月から 取得にマイナカード-産経(2021/11/12)

デジタル化されたワクチン接種証明書の取得は以下のようにマイナンバーカードが必要です。

「デジタル庁は12月中旬から、ワクチン接種の電子証明書を発行したい考えだ。取得にはスマートフォンとマイナンバーカードが必要。持っていない人には、市区町村の窓口を通じて紙の証明書を発行する」

日本⇄シンガポールの隔離免除開始は早ければ12月中旬のデジタル化と共に、遅くても来年の早い時期には開始すると予想しています。

隔離免除に速やかに対応するため、シンガポール渡航をお考えの方はマイナンバーカードの早めの取得をお勧めします。マイナンバーカードの交付申請から受け取りまでは1ヶ月程度またはそれ以上かかるからです。

マイナンバーカード交付申請(地方公共団体情報システム機構)

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